旧館より

仕事のやり方

「ホウレンソウ」のレベル

先月…7月初旬から新人が配属になりました(それまでは3ヶ月の集合研修)。 それをきっかけにして、ふと過去に新人のOJT担当だった時に書き留めていたメモを書いてみます。 「ホウレンソウ」…報告・連絡・相談…という言葉は、集合研修(実はもっと前...
日常

嬉しい言葉「また一緒に仕事をしたいですね」

「またこのチームの皆さんと一緒にプロジェクトをしたいですね!」 システムのカットオーバーを無事に迎えたプロジェクトの打ち上げで、クライアントからこんな言葉をもらえるとすごく嬉しいものです。 こういう言葉やクライアントの笑顔を見ることができる...
仕事のやり方

【引継ぎ】タスクへの考え

『トラックナンバー』について以前書きました。 そのトラックナンバーを意識して取り入れたプロジェクトの効果に『引継ぎタスクをスムーズにできた』というのがあります。 ほとんどのプロジェクトでは、後工程になるにつれてメンバーが減っていったりします...
仕事のやり方

あるプロジェクトで工夫したこと

(QCD的に)成功したあるプロジェクトで工夫したことを備忘録のために書いておきます。 そのプロジェクトの特徴は以下の通りです。 【納期】サービスインの時期は確定しており、それまで約3.5ヶ月。 【要素技術】RubyOnRails 【メンバー...
仕事のやり方

トラックナンバーを考える

プロジェクト上で強く意識するキーワードに「トラックナンバー」があります。 意味は「トラックに轢かれるとプロジェクトの遂行が困難になる最少の人数」です。 ※はてなキーワード #周りではあまり使われていませんが、初めてこれを知った時は「なるほど...
仕事のやり方

ホワイトボードを使わない会議はあり得ない

色々な意味でカルチャーショックなプロジェクトの話です。 お客様との打合せ…議題は複雑で、図解をしたりして、何らかの「見える化」などの対策をしないとアッと言う間に「空中戦」になること必至のものでした。 #少なくとも私にはそう思えました。 で、...
チームビルディング

問題対私達の構図

システム開発プロジェクト…特にユーザテストなど終盤…で、ユーザから届くイヤな声の1つに「○○機能が想定と違います。Aという動きではなく、Bが(想定される)正しい動きです」というのがあります。 #ここでは仕様書に「○○機能の動きはAである」と...
旧館より

我慢することの難しさ

もうずいぶん前の感じがしますが…2009年1月に納品したプロジェクトで、私が感じたことの1つに「自分には我慢が足りないなぁ」があります。 そのエントリにも書いていましたが、PJメンバーにいた新人と若手が「レベルアップする」というのが、(QC...
旧館より

潔く本を諦めるようになりたい

どれくらい先かは分かりませんが、今後「したいこと」「できるようになりたいこと」の1つに「潔く本を諦める」ことがあります。 何度かエントリにも書いていますが、仕事関係の技術書やマネジメント系、その周辺領域のコーチングやファシリテーション、交渉...
ソフトウェア開発

エンドユーザの声を知る大事さ

システム開発プロジェクトでは、それを実際に使うエンドユーザと接点があるかで、満足度を高くできる可能性が大きく変わると思います。 (プロジェクト規模にもよりますが)セキュリティ面やお客様内の情報システム部の存在により、直接エンドユーザと話した...
改善

雛形やテンプレートは現場の役に立って「ナンボ」

ある程度の組織にはPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)や「品質標準化グループ」のような部署があり「設計書のフォーマットはこういうのを使ってください~」「レビューではこのチェックリストに沿って使ってください~」とテンプレートファイル...
チームビルディング

週次フリカエリ

最近、お客様への納品が終わったプロジェクトで採用した「プチフリカエリ」について書きます。 (私の所属企業、かつ、知っている範囲では)「フリカエリ」は(大規模プロジェクトでは)工程の終了時、(小規模プロジェクトだと)プロジェクト終了時に行うこ...
改善

ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ[読書感想]

ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ 著者:横田 尚哉 問題解決がテーマの本は色々読みましたが、その中でも良書の部類に入ると思います。 ポイントは題名にある「ファンクショナル・アプロー...
改善

1回の会議・打ち合わせで必ず結論を出す技術[読書感想]

1回の会議・打ち合わせで必ず結論を出す技術 著者:斎藤 岳 題名の通り、会議/打合せでいかに(参加者全員が納得し、次のアクションへつながる)結論を出すかを書いています。 ◆目次 第1章 「結論を出す能力」を身につけよう(なぜ、会議の技術を学...
旧館より

情報を伝える際に気をつけていること

プロジェクトメンバーなどに何か情報を伝える際に私が気をつけていることの1つに「情報は(自分が思っているよりも)多めに伝える」があります。 伝達する情報は過不足ないことが理想です。 とは言うものの、この「過不足」が難しく、伝える相手の過不足が...
旧館より

「先読み力」で人を動かす(リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント)[読書感想]

「先読み力」で人を動かす(リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント) 著者:村中 剛志 ◆目次 序 章 先読み力ってなに? 第1章 あなたの先読み力を知る 第2章 先読み力を鍛えるタイムマネジメント 第3章 メンバーが躍動するチームマネ...
旧館より

会議での「KY読めよ」な空気がキライ

議論が活発な会議で、費用対効果が出ているような会議ならそんなことはないのですが…。 生産的で無い、一方通行的報告的会議で質問すると… 「時間無いねんから」 「そんなんどうでもええやん」 …的な空気になることがあります。 質問自体が何を言いた...
ソフトウェア開発

変更履歴を論理的に見ておかしいと思わないのは…

仕事での行動基準…うまく言えないのですが「これを気をつけて欲しいなぁ」的な内容…を考えることがありました。 SEが作成するドキュメント(堅く言うと「成果物」)にはたいがい「変更履歴」を記入する欄があります。 変更日や変更者、変更箇所等を書い...
旧館より

リーダーには説明責任がある

リーダー『論』なんていう大げさな話題ではありませんが、数年前、ある上司と「リーダーとメンバー(特にサブリーダー)との関係」について話したことをふと思い出しました。  「目的を達成するために人を動かす必要があるなら、(一時的にせよ)自分の信念...
旧館より

本の読み方

最近、新人~3年目くらいまでの若手に自分の「(勉強するための)本の読み方」の話をしたので、それを書いておきます。 私は幸い本を読んで勉強することに抵抗なく、新人時代から今までだいたい月1~2万円は書籍代に使っていると思います。 #本の傾向は...