経験値の絞り方

旧館より

同年代なのに驚く程、人間的器や知識、考え方の成熟度合いに驚く人もいれば、いくら年上でも「なんだろうなぁ」と思う人もいます。
また若手技術者(技術者に限った話ではありませんが)を見る時にも同じようなことがあります。

そういう風景を見ているうちに「”経験”という果物の果汁(これが経験値)の搾り方」という考え方に辿り着きました。

だいたいの人は(あまりに特殊な環境は除きますが)、普通に勉強して、仕事をして、遊んだり…する経験は種類は違えど、その総量はそれ程変わりないと思っています。
違いがあるとすれば”経験”という果実をどれだけ搾りに搾って、果汁を取り出すか(それを自分のモノにすることが大事なのですが)です。

(良い意味で)要領の良い人やすぐに本質をつかむような人は、果物の表面を少しかじっただけでも多くの経験値を得ます。
が、そうでない人(特に経験が浅い人)は芯に近い部分や皮の部分も搾って果汁を出して、その経験から学べるだけ学ぶという意識、姿勢でないと、なかなか本質を掴み、レベルアップすることが出来ないと思います。
#あまりにその果実が小さければ(しょうもなければ)、早く次の果実に行くというのもありますが…。

ですので、一緒に仕事をすることになった時に私は、その人の果汁を搾り取ろうとする意欲を見たりします。
やっぱりその意欲が強い人は(特に若い技術者であれば)、2年もすれば見間違える程、成長します。

※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。

Photo via Visual hunt

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