文書化の指針

旧館より

以前の「未来の自分を信頼し過ぎない」ことを書きました。

とはいうものの、何でもかんでもドキュメント化するのではなく、いくつかの要因(例として必要度合い)から判断して作るか決めれば…とも書きました。
私は、その判断基準に一つに「(その事柄について)何度聞かれたか?」という点があります。

例えば、プログラムの実装方針(Sessionの持ち方等)や、よくあるのが開発環境構築の際の細かい設定やDBへの接続文字列やサーバへのリモート接続の方法等です。
例に挙げた実装方針などはアプリケーション自体の品質にかかわりますので、よく検討した上、明文化され、プロジェクト間で共有できているのが当たり前ではあります。

ただそれ以外では…

A:「サーバへの接続文字列なんでしたっけ?」
リーダー:「パスワードはXYZやで」
A:「あ、分かりました。(接続して作業する)」
 …で、また数日後…
C:「サーバへの接続文字列なんでしたっけ?」
リーダー:「パスワードはXYZやで」

…となることが多いように思います。

同じ質問を別の人からされたのであれば、N人にとって必要だったわけです。
そして、今後も(未来の自分も含めて)質問されると思うのが妥当という判断をして、ドキュメント化したりWikiにしたりするわけです。

※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。

Photo via VisualHunt

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