コンサルタントの道具箱[読書感想]

仕事のやり方

コンサルタントの道具箱

(本棚を整理していて)久しぶりに読み返してみた本です。
数年前にこの本を買った時は、そこまでしっくりこなかったように思います。
ですが、今の自分が読み返して「あぁそういうことかぁ」と思うことが多くありました。

目次

イチゴジャムの法則
知恵の箱
金の鍵
勇気の棒
願いの杖
探偵帽と虫めがね
イエス・ノーのメダル
ハート

望遠鏡
魚眼レンズ
ジャイロスコープ
卵、カラビナ、羽根
砂時計
酸素マスク

題名が「コンサルタントの~」となっていますが、「コンサルタントのための」ではなく、もっと広く捉えて「人生を豊かに生きるための道具箱」と感じました。
目次のそれぞれが道具箱にある道具を示しています。

私が印象に残った部分です。
「やるべきでないことは、いっさいやるべきでない。以上。」
最近、似たようなアドバイスをもらったことがあって、余計に響きました。

「不変の言葉」
「願いの杖にできること」
「1969年の雪嵐」
当たり前だと信じている(誰しもが疑わない)前提、状況は視点を変えると覆すことができるかも?というエピソードです。
私も今の状況がいくつかの「当たり前」に対して、「こんな風にしてみたらもう少し良くなるのでは?」と言っていく必要があるので、響きました。

「自分とデータの間に三角形があるときは、斜面を選ぼう」
これは普段から心がけている行動指針の1つでもあるので、良い言葉だなぁと思いました。

「(提示された内容には感謝を示すことができなくても)提示してくれた『コト』自体に感謝すれば良い」
「フィードバックは、非難ではなく助言だと考えよう。」
「パーソンの特異性原則」
ここにあった「相手が奇妙な行動をとっていたら、たぶん奇妙なものに反応しているのだ。それはたぶん自分である。」という文章は、知らず知らずのうちに相手にそういう印象を与えていないか気をつけないと…と響きました。

「今のところはね…」
「ジェリーのプロジェクト期間の鉄則」にある「完璧主義はスケジュールの敵である。妥当性はスケジュールを救う」
 

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※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。

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