社内研修における受講者、講師について思ったことです。
社内研修には(自分から手を挙げる以外に)「3年目だから」や「主任だから」というキャリアによって必須のもの、また部長などが推薦するものがります。
いわば「自分の意志とは無関係」な研修です。
そのような研修で時々気になる光景、雰囲気があります。
「なぜ研修を受けているのか?」「研修で何を学ぼうとしているのか?」を持っておらず、「指名されたから…」「仕方ないから…」その場にいる…というものです。
その状態では「研修」自体の費用対効果は低いままです。
必須の研修でないなら、自分なりに考えてみて「その研修を受けない(辞退する)」選択をしても良い(むしろ…した方が良い)と思います。
(ほぼ全ての)研修に対して、評価、コメントを付けることができ、それが全体に公開されています。ですので、事前に研修の評価や内容を知ることができます。
一方、社内研修の講師側も「それはどうだろう?」と思うこともあります。
テキスト、スライドを読み上げるだけだったり、古い情報のままで更新されていない内容だったりすることもあります。
たまに「この資料は自分が作ったのでは無いので…」と言い訳する講師もいますが、論外です。
また「受講者に○○を身につけて現場に役立てて欲しい!」という想いが伝わってくる方はほとんどいません。
「受講者のやる気がないから…」等と言うのであれば、講師側が「やる気」を引き出す取り組みをする必要があると思います(研修本編か前準備かは色々ありますが)。
なので、講師は受講者に対し「(内容が)役に立たないと判断したら、途中退席もOK(もちろん社内的にペナルティなし)」と言える(少なくとも自分にとって)「良質」な研修を作り上げる必要があると思います。
社外勉強会やセミナーとの比較をすると、やっぱり受講者も講師も気持ちの入り方が違うためか、そんな光景はあまり見ません。
せっかく組織の力を上げることを目的としている「社内研修」なので、もっと「価値」を出せるようにしていきたいです。
※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。
Photo by Anosmia on Visual hunt / CC BY
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