同僚がチームが直面した課題、その課題へ工夫したことを事例紹介として、勉強会で発表することになりました。
この同僚は社外の勉強会では初めて発表するというこもあってか「ほとんどの聴き手が『そんなん知ってるわ!』と思ったらどうしよう…」と不安がっていました。
この話を聞いた自分なりの考えを書いています。
#この同僚には伝えたことでもあります。
伝えてみたこと
100人の参加者がいたとして、全員が満足するような話は難しいです。ただその100人のうちひとりが「新しい知識、考えを知ることができた。今日は来て良かった」と思ってもらえれば、それで話し手としては十分です
発表に慣れないうちは、聴き手のことをあまり深く考え過ぎず、まずは「発表してみよう」という姿勢、そして実際に発表するアクションが大切なことだと考えています。
貴重な時間やお金を使って勉強会にやって来ている「聴き手のことを考える必要がない」というわけではありません。ただ、それを考えすぎる余り「発表する」ことそのものを躊躇するのはもったいないことです。
発表したことが、理解を少し誤解していた、もっとベストな方法があった場合、聴き手にいる有識者からアドバイスをもらうこともできます。また同じような境遇の人と話しあうこともできます。こんな風にフィードバックをもらうこともできます
技術的な検証、自分の考えや話に矛盾がないかはある程度事前に確認は必要ですが「話す内容が完璧な正解でないといけない」「ベストな方法でないといけない」わけでもありません。
そして、発表することで得られたフィードバックを、その勉強会で参加者にも共有したり、後日にブログなどで発信できれば十分です。
この同僚の発表は、勉強会、その後の懇親会でも多くの聴き手の興味をとてもひいたようで、いろいろな良いフィードバックを受けていた様子でした。
※この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。
Photo credit: tobiastoft via VisualHunt / CC BY
コメント