この記事はDevLOVE Advent Calendar 2013 「現場」の22日目です。
#大詰めを迎える12月後半などはまだ空いていますので、「現場」や「DevLOVE」に興味がある方はぜひお気軽に申し込みください。
自己紹介
「お客様もチームもハッピーにするには?」を日々考えて、スクラムマスターとしてチームビルディング、ファシリテーションなど色々やっている大阪在住の認定スクラムマスター(CSM)です。
コミュニティではDevLOVE関西やスクラム道関西を立ち上げて、主催しています。
#SNSはTwitter、Facebookなど。
去年(2012年)のDevLOVE Advent Calendar「自分にとってのProfessional」では「【25日目】Professionalと思う3つの振る舞い」というのを書いているので、良ければそちらもお読み下さい。
私にとっての「現場」とは?
これまでも書き手それぞれの「現場」の定義や考え方、関わり方が書かれていました。私は「プロジェクトの成功のために、できることを全力で出している場所」がその人にとっての「現場」だと感じています。
開発プロジェクトにおいて、コードを書くPCの前がプログラマにとっての現場でしょう。
お客様と時には厳しい交渉をする営業にとってはお客様との打合せの場などが現場になるでしょう。
プロジェクトを俯瞰してうまく行くことに責任を負っているプロジェクトマネージャにとってはも色々なシーンが現場となりえます。
少し前まで悩んでいました
私の考えはそういうものだと書いたものの、少し前まで「自分には現場感がないなぁ」と引け目のようなものを感じて悩んでいました。
スクラムマスターやチームビルディングがメインの私にとってチームが開発に集中したり、お客様へ届ける価値を大きくすることができる環境を作ることが大きな役割の1つです。しかし、「コードを紡いでプロダクトを作り上げるわけではないし・・・自分は本当に貢献できているんだろうか?」と思うこともありました。
そんな時にある人が「プロダクションコードを書く場所だけが現場ではない。ユーザーに価値を届けようと一生懸命やっていれば、そこがその人にとっての現場でチームに貢献していることになる」というようなことを言ってくれて楽になったのを覚えています。
#呑みながらだったので、ニュアンスですが・・・。
他の現場をもっと深く知りたく、関わりたくなった
さてここからが本題です。
DevLOVE関西をやっていて、特に2013年になって強く思うようになったことがあります。
それは「他の現場にもっと深く関わりたい」という想い、欲求です。
大阪を中心にやっている「DevLOVE関西」はこれまで37回開催し、DoorKeeperでの登録者数は610人を越えています(ありがたいことです)。
そのコンセプト(「開発の楽しさを発見しよう。広げよう」と「開発の現場を前進させよう」)はぶれているつもりはありませんが、テーマはエンジニアリングからデザイン、アイデアの出し方、自分戦略と多岐にわたるため、本当に色々な方が参加しています。
#毎回「初めまして」な方がいるのもDevLOVE関西の特徴です。
前で話している人、ダイアログや懇親会で繰り広げられる皆さんの話、1つ1つが私にとって興味深い現場の話で「もっと知りたい」という感情を掻き立てられます。
一見「あるある話」に思えるその内容も、ベースとなる環境、原因と真因、そこに渦巻いている感情やこれまでの経緯など、どれ1つとして同じものはありません。当然、そういう現場の課題に対するアプローチや解決方法も違ってきます。
#そもそも正解があるなんて限りません。
DevLOVE関西では色々な現場の話を知ることはできます(=”広さ”)が、現場に依存する深い部分を知る(=”深さ”)のはその限られた場、時間だけでは難しいと感じていました。と同時に「そういう色々な現場に深く関わってそこの人達と一緒になって解決したい、お手伝いがしたい」という想いが強くなってきました。
2014年はもっといろいろな現場に深く関わっていく
そこで2014年は、もっといろいろな現場を深く関わっていくように仕事のやり方を変えていきます。
#実際は今もゴソゴソやっていますが。
たまたまDevLOVE関西で出会った方をきっかけにして、現場の雰囲気やチームメンバー、上司やステークホルダーの声を聞いて、一緒にその課題の解決や目標に向かって「現場を前進させる」ことの力になりたいと思っています。
「あぁ、@yohhatuに相談したら、何かヒントになるかも」と思った方、お気軽にお声掛けください。
最後は決意表明というか、2014年の挨拶みたいになりましたが、これが私の【DevLOVE Advent Calendar 2013 「現場」】のエントリです。
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@shokutoさんです。関西の方で、デザイナーとのことで、どんな「現場」のお話が聞けるのか楽しみにしています!
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