先日「AgileTourOsaka2012 in Minoh」に参加してきました。
箕面という珍しい土地も楽しめましたし、スピーカー3人ともあまり関西ではお話されない方なので、お話が聴けて良かったです。
最初に質問や興味があることを付箋に書いて、それも絡めながら進めていくスタイルはオーガナイザーのtetsu_mさんだからこそと思いました。
#お話していただいたスピーカー、スタッフ皆さん、楽しい時間をありがとうございました!
一番、印象に残ったのは藤原大(@daipresents)さんの話でした。
#@daipresentsさんのエントリはこちら→解説!地図を捨ててコンパスを頼りに未来へ進め! Agile Tour Osaka 2012資料公開
そんな「AgileTourOsaka2012 in Minoh」のテーマは【チェンジ】でした。
その【チェンジ】について思ったことです。
時々耳にする話
「いつか変わらないといけないと思うんですよ。でも~」
こういう会話を耳にする度に…
「いつかやる」っていう、その「いつか」はいつまでも来ないんだよ
— yoh nakamuraさん (@yohhatu) 2012年11月5日
…と思います。
「何かを変える/変わる」ことを”チェンジ”とした場合、自分がチェンジしようとする際に気をつけているコツみたいなものを書いてみます。
1:始めやすいこと
意外と始める前の手順が煩雑だったり、用意する物が多かったりする方法を選んでいることも見聞きします。
だいたい、揃えるまでに力尽きるか、揃えた時点で満足してしまったりするので、まずはすぐに始めることができる方法を選びます。
どうしても準備に時間をかけないといけないのであれば、準備をすること自体を「最初のゴール(あくまでマイルストーン)」に置くことも1つの選択です。
2:簡単に止めることができること
チャレンジの内容によりますが、「これは(自分には)向いていないかも」「この方法では難しいかも」と思ったらサッと止めて、方向転換できることもコツの1つです。
ただ、サッと止めることができるとは言え、判断は急がないこともあります。
AgileTourOsaka2012の中で藤原さんも言っていた気がしますが、自分もある程度の期間は様子を見ることもあります。チェンジにはそれ相応の時間がかかり「最初は違和感があっても、ある時期を越えるとプラスに変わる」というパターンもあります。
もう1つ気をつけることは、自分だけでなく周囲も一緒にやっているチェンジの場合、理由と共に「止める宣言」をすることです。
この止める宣言がないと、気まぐれな印象に見えますし、再びなにか行う時に「前も勝手に止めて…」と不要な抵抗を受けることもあります。
3:簡単に止めにくいこと
「2:簡単に止めることができること」の真逆ですが、これが有効な場合もあります
それなりに準備に手間暇かかっていたりすると「ここで止めるとこれまでの分がムダになる」と心理的なブレーキがかかって(ベストな状態では無いにしても)続けたりできます。
そして続けているうちに目的のチェンジができることもあります。
#ただ、意固地になって止め時を見誤るというリスクもありますが・・・
似たような話で「チェンジしたいことを周りに宣言する」というのもあります。
私は、宣言だけでなく、自分や周囲の人が見える場所にチェンジしたい内容を貼り出していたりしました。
4:早めの成功体験を得られること
チェンジに向かって動き始めた時は不安がけっこうあります。
なので、大きくなくてもかまわないので本当にちょっとした、自分達が成し遂げた成果とその成功体験が大事です。
不思議なことにそういう成功体験を得ることで、その後、何度か失敗しても「成功体験」があるため「今回はうまくいかなかったけど次は…」となり、続けやすい状態になります。
もちろん同じ失敗をしないようにふりかえりなどの対策は必要です。
5:1人でないこと
周囲に同じようにチェンジをしたい人がいれば、その人と一緒にやってみるのも1つのコツです。
もし社内にいなくても、外を見渡せばそういう人々がゴロゴロいますし、出会う機会もゴロゴロあります。
「変わらない」という選択肢もありますが、せっかく「変わりたいなぁ」と思っているなら、【チェンジ】の一歩を踏み出してみてはいかがでしょう?
※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。
Photo credit: nattu via Visualhunt.com / CC BY
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