以前、「社内読書会をやってみて」というエントリを書きましたが、今度は社内でやってる「ランチ勉強会」のお話です。
どんなの?
週に1回、(社内の会議室などで)お昼を食べながら、プレゼン+ディスカッションをしています。
テーマはプレゼンする人が決めるか、参加者からリクエストがあったらそれについて話すという感じです。
きっかけ
6,7年目頃の同期数人で情報交換のために集まったのが最初だったようです。
私も途中から参加するようになりました。
同期ばかりだと発展性のない雑談だったり、(年次が近いこともあり)同じ視点になりがちなので、「色々な人にも声をかけよう」と動いていきました。
今では、部門もバラバラ…現場/本部系、開発部門/パッケージ導入などなど…ですし、年次も2年目~10数年まで広がっています。人数も多い時には10人を越えるようになって、最初の頃にやっていた会議室では手狭になり、場所を変えたりもしました。
どんなテーマでやっているか?
これまで20回以上やっていますが、テーマも様々です。
・Meteorの紹介とデモ
・CCPMってなに?
・RxTstudyの再演
・社内で作ったリッチクライアントフレームワークの話
・バーンダウンチャートの説明
・世代交代するためには
・お客さんとの付き合い方
・英語勉強会の進め方の相談
・インセプションデッキをつくろう
・社外勉強会ってどんなの?
後、新しい参加者がいれば、その人の自己紹介もあります。
同じ部門、同期でも「何をやってきたか?これから何をやっていきたいか?」は知らないことも多く、自己紹介をきっかけに話が盛り上がることも多くあります。
出欠や資料、終わってからのやり取りはyouRoomを使っています。
ランチ勉強会本編以外の話題…主に最近ネットで話題になったエントリとか…を起点に「youRoomでディスカッション」→「ランチ勉強会本編へ」という流れもあります。
「社内読書会」との違い
冒頭に書いた社内読書会との違いは「組織有りきで考えるかどうか」というところです。
「社内読書会」のメンバーは社外勉強会にも多く出ていたり、若い方が多いこともあってか「自分はどうなりたいか?そのために~」「(自分のやり方、キャリアの)こんなことで悩んでいる。〇〇はどう思う?」という感じがします(組織云々よりも)。
一方、「ランチ勉強会」は、中心メンバーがそれぞれお客様と向きあって、また、プロジェクトリーダーなりでやっているからか「自分達のお客様とのビジネスをどうしたら良いか?」「この組織のどこをどういう風にしていけば良いのか?」というような「組織があって、その中でどうすれば良いか?」という話が多くあるように思います。
良い/悪いではなく、それぞれの立場や考え方があるのですが、両方参加している自分としてはその対比がなかなか興味深いです。
「ランチの時間ぐらい好きにさせてよ」と言う意見もあります(また、毎日やっていると疲れると思います)が、普段あまり話さない別チーム、別部門の人と話すことで新しい意見や情報を手に入れる良い機会だと思っています。
これをきっかけにして新しい何か…「〇〇さん、ランチ勉強会で△△に興味あるって言っていたから、このプロジェクトに引きこんでみよう」とか…が始まるかもしれませんし。
「いつもの」同僚と「同じような」話をするランチも良いですが、たまにはこういう風に「違う」人と「違う」話をするのも良いと思います。
ランチ勉強会を継続して続けている当初メンバーの皆さんに感謝です。
※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。
Photo via Visualhunt
コメント