「従業員」満足度調査

日常
Plings youth project at Salford precinct. a volunteer fills out a questionnaire more info Amy Grimshaw / Foster PR / 020 7403 2230

本人が望む、望まないは別として「顧客満足度調査」等のようなアンケートに答えたことが1回はあると思います。

その兄弟で「従業員満足度調査」なるものがあります。
「自分の会社にどれほど満足しているか1~5段階で教えてね」というそのまんまなものです。

で、この前、会社でその「従業員満足度調査」があったわけです。

この手のものにマジメに答える方で、せっせと書いていたのですが、下のような設問を見てフト思いました。

「職場では自由に意見を言い合える」
「職場では役割分担ができている」

この「組織」の定義について『「職場」とは「チーム」あるいは「部」とします』と解説がありました。
よくあるSEの仕事形態として、プロジェクトが開始/終了する度にメンバーの集合離散があり、あまり部門に縛られない動きになることが多くあります。

なので…

「部門としてはすっげぇ意見を言いやすいよなぁ…。上司も話を聞いてくれるし。けど今のプロジェクトチームはリーダーがいまいちで、人間関係ボロボロだから、みんな意見なんて言わないし、自分も言わないよなぁ」

と思ったり、その逆で…

「このチーム(パートナーさんも含めて)、サイコー!!だけどこの部門はぬるま湯に浸かって腐ってるわ」

…てなこともあるわけです。

「部門は良い = 5」けど「チームは悪い = 1」ので、「平均」して3(普通)とするのは満足度の背景が伝わらず、感情的にどうも納得がいきません。かといって、どちらかの値をとって 5 or 1 とするのも別の意味で満足度が反映されていないのでイヤなわけです。

補足など文章を書く欄があれば良いのにって思いますが、だいたいこの手は数字記入しかありません(定数的に分析したいからですが)。

『「満足度調査」と言っても、それなりに良い数字を出して「こんな風にうちの会社は従業員満足度が高いですよ~」なので「良い会社ですね~」てのを内外にアピールするだけのもんなんだろうなぁと』
…と改善が好きな私としてはちょっとダークな気持ちになったわけです。

※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。

Photo credit: plings via Visual hunt / CC BY

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