最近、お客様への納品が終わったプロジェクトで採用した「プチフリカエリ」について書きます。
(私の所属企業、かつ、知っている範囲では)「フリカエリ」は(大規模プロジェクトでは)工程の終了時、(小規模プロジェクトだと)プロジェクト終了時に行うことが大半です。
それ自体は有用なのですが、時間が空くと「フリカエリ」の効果も薄くなるので、私は「プチフリカエリ」と(勝手に)名付け、毎週金曜日の朝会の一部で行っていました。
普段の朝会では「昨日やったこと」「今日やること」「(あれば)問題点」を簡潔に述べ、あまり所感などは言うことはあまりありませんが、「プチフリカエリ」では「今週のタスクから学んだこと(と、簡単な感想)」を簡単に発表します。
「プチフリカエリ」をした理由として…。
1:メンバーの構成
このプロジェクトは私を含めて4人で、(技術的に優秀ですが)もう少しアンテナを広げて欲しいと(個人的に思う)若手メンバー、新人、そして、パートナーさんという構成でした。
このパートナーさんは仕事や技術に対する姿勢から学ぶべきところが多く、そこから吸収して欲しいと期待したためです。
2:プロジェクトの特性
もう1つは(期間としては短かったですが)、要件定義を除く、外部設計からシステムテスト、そして納品までシステム開発のほぼ全工程のプロジェクトでしたので、各工程で気付くがあるだろうと(特に新人には)。
結果として、ほぼ毎週行い続けたこともあってか、各工程でそれぞれ何らかの気づきや学びがあったようです。
#私自身も今回のプロジェクトでは学ぶことが多くありました。それはまた別エントリに書くとして。
ストレッチ的な目標として「学んだこと」から、深掘りした考察や横展開をする等して、各自の基礎能力(仕事力みたいなもの?)の底上げができれば…と期待はしていました。
本音を言うと、そこまでは至らなかったのが少し残念です。
とは言うものの、この習慣が根付いて、次やまたその次のプロジェクトは各自が一段上のレベルで仕事をしてくれれば良いなぁと思っているわけです。
※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。
Photo credit: -will wilson- via Visualhunt.com / CC BY-NC-ND
コメント
[…] もうずいぶん前の感じがしますが…2009年1月に納品したプロジェクトで、私が感じたことの1つに「自分には我慢が足りないなぁ」があります。 […]